ぎっくり腰でよくあるお悩み
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後ろから
呼ばれて急に
振り返ったら
腰を痛めた -
腰が重だるい
と思った翌朝、
痛みで起き
上がれなかった -
不用意な体勢で
くしゃみを
したら腰が
痛くなった -
重い物を
持ち上げた瞬間
腰に痛みが
走った
急な強い腰痛に困った経験はありませんか
日本では肩こりに次いで多いとされる「ぎっくり腰」は
「魔女の一撃」とも呼ばれるほど急激な強い腰痛を発症します。
ぎっくり腰を起こしやすい方には、共通して腰に無理な負担が蓄積している場合が多く、
特に働き盛りの中年世代に多くみられ、近年では運動不足で筋力の弱い若者にも増えています。
強い腰痛が起こるほどの腰への負担とは、一体どのようなものなのでしょうか。
考えられる原因や症状を詳しくみていきます。
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突然の激痛「ぎっくり腰」の原因について
ぎっくり腰は「急性腰痛症」と言い、通称「魔女の一撃」などと呼ばれるほど急激な腰の激痛を発症するものです。
この激痛の詳細なメカニズムは未だ解明されていませんが、腰周辺の関節・軟骨・筋肉などの軟部組織を損傷することで強い痛みを発症すると考えられています。
ここでは、どういったことがぎっくり腰の原因となり得るのか、日常生活上での具体的な例をみていきましょう。
【ぎっくり腰の原因】
◆運動不足
運動不足によって血行が悪くなると筋肉が硬くなるため、ぎっくり腰を発症しやすくなります。
◆筋力不足
腹筋や腰周りの筋力が低下することで腰に負担がかかると、ぎっくり腰のリスクとなります。
◆疲労の蓄積
筋肉に疲労が蓄積すると老廃物が停滞し、筋肉が硬くなるためにぎっくり腰を起こしやすくなります。
◆加齢に伴う老化現象
加齢に伴う組織の老化によって腰の関節の骨が変形すると、ちょっとした動きなどがきっかけとなりぎっくり腰を発症しやすくなります。
◆きっかけとなる姿勢や動作
・中腰の姿勢になる
・不用意にくしゃみや咳をする
・振り返るなど急に姿勢を変える
・重い物を不用意に持ち上げる
【ぎっくり腰の症状】
ぎっくり腰を発症すると同時に激しい腰の痛みで動くことが困難になる場合もあります。
重症の場合は痛みのために呼吸しづらくなり、精神的なパニックに陥ることもあるため注意が必要です。
◆下肢のしびれ
腰椎の関節や椎間板を損傷することでその周辺を通る神経が圧迫され、強烈な痛みと共に下肢のしびれを呈する場合があります。
◆可動域制限
関節や椎間板を損傷すると、身体を後ろに反らす後屈が苦しくなります。
筋肉や靱帯の損傷では、身体を前に倒す前屈で腰の痛みが強く感じられます。
◆急性期と慢性期
ぎっくり腰には、急性期と慢性期の二つのステージがあり、それぞれ症状が異なります。
・急性期
受傷直後は強い痛みや熱感が続きます。
これらが落ち着くまでの期間を急性期と言い、強烈な痛みが数日間続きます。
・慢性期
激しい炎症と痛みが引いてから症状が緩解するまでの期間を慢性期と呼び、腰回りの鈍痛が続きます。
少しずつ身体を動かせるようになってきますが、硬くなった筋肉によって神経が圧迫されることでお尻や下肢のしびれを感じる場合があります。
大切なのは正しい対処
ぎっくり腰は何気ない動作で突如起こります。
ではぎっくり腰になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか。
こちらでは、ぎっくり腰になってしまった時の対処法や、日頃から行える予防法をご紹介していきます。
【急性期の対処法】
受傷直後から炎症が引くまでの数日間は、激しい炎症のため患部の熱感と痛みが強い時期が続きます。
◆安静
受傷後しばらくは、とにかく安静にすることが基本です。
無理に動いて痛みを助長させないようにしましょう。
◆アイシング
炎症と痛みを抑えるため、アイスパックや保冷剤などをタオルに包んで腰を冷やしましょう。
◆湿布や鎮痛剤の利用
痛みが激しい場合には、冷湿布や鎮痛剤を利用することも有効です。
【慢性期の対処法】
炎症が引いてくる慢性期では、痛みが鈍痛に変わり、少しずつ動けるようになってきます。
◆身体を温める
炎症や熱感が引いて来たら、湯舟に浸かるなどして身体を温めましょう。
全身の血行が良くなることで損傷した組織の早期修復が図れます。
◆ストレッチ
お風呂上りなど身体が温まっている時に、簡単なストレッチから始めていきましょう。
硬くなってしまった筋肉の柔軟性を回復し、早期回復につながります。
【日常でできる予防法】
◆身体のバランスをとる
普段あまり意識せずに身体の片側ばかり使っていると、身体のバランスが崩れてぎっくり腰のリスクとなります。
荷物を片側ばかりで持つ、足を組むなどといった習慣は改善するように心がけましょう。
◆重い物を持つ姿勢
重い物を持ち上げる際には、荷物と身体を近い位置で膝を曲げ、両足を肩幅に開いてしっかりと持ち上げるようにしましょう。
立川砂川整骨院【ぎっくり腰】アプローチ方法
炎症が強い状態時は、アイシングや電気療法などで損傷した筋肉の炎症を取り除いていきます。
そして、手技療法によって原因となっている筋肉、並びに深部の筋肉を緩めて回復を図ります。
ぎっくり腰は初期対応が一番大切です。
早く施術を行うことにより、回復を早める効果が期待できます。
是非お早めにご来院下さい。
著者 Writer
- 院長:山守 銀(やまもり ぎん)
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